アーユルヴェーダの乾布摩擦【春への準備】

春の暖かさが待ち遠しい季節ですが、
春先の気だるさや鼻炎などをおもうとちょっと憂鬱になりますよね。

今年こそはこれらの症状を緩和したいですね。
そのために今から対策をしていきましょう!

冬はワータのドーシャ(エネルギー)が増える一方で、
カパのドーシャが蓄積していく季節でもあります。

カパは「冷、油、重、安定」の性質があり、
春先の気だるさや鼻炎などは
この冬に蓄積したカパが溶け出しているからと
アーユルヴェーダでは考えられています。

春先のこうした症状をを緩和するためにも
冬の季節から、カパをためない生活習慣を心がける必要があります。

実は、昔の日本でよく見られた乾布摩擦は、
カパの増大を抑える観点でも理に適っていることはご存知でしょうか?

アーユルヴェーダでガルシャナ(摩擦)と呼ばれるドライマッサージは、
増大したカパの性質を抑えバランスをとってくれます。
乾布摩擦はこのガルシャナに似ているのです。

日本の乾布摩擦と異なるのは、絹の手袋を使うところです。
天然の絹の成分は18種類のアミノ酸を含むタンパク質で人間の皮膚構造に近く、
絹でマッサージすることで美肌効果もあることがわかっています。

絹の手袋で乾布摩擦してみませんか?

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