梅雨が明けて、夏到来!
暑い日が続きますが体調はいかがでしょうか?
暑い夏は、ついつい冷たい飲み物や食べ物を取り過ぎてしまい、
気づいたら夏バテに、、
なんてことにならないように、
アーユルヴェーダで、しっかり対策していきましょう!
キーワードは「消化力」!
アーユルヴェーダでは、夏は特に「消化力」がおちる時期と考えられています。
そのため、冷たいものの取り過ぎは、
胃腸を冷やし、さらに「消化力」をおとしてしまい
夏バテの原因となります。
アーユルヴェーダの健康概念で一番と言っていいほど、
大事なキーワードは「消化力」!
ホメオスタシスが正常に機能している状態は、
消化力が正常に機能している状態でもあります。
消化力はサンスクリット語ではAgni(アグニ)といいます。
アーユルヴェーダで病気とは
「消化力(アグニ)」が低下して、
「未消化物(アーマ)が体にたまった状態」をさします。
よって、健康になるためには、
「消化力」をアップし、
アーマをためない生活習慣を送ることが大切です!
消化力がアップすると、健康になるだけではなく、
循環がよくなり、むくみなども軽減されます。
身体や胃腸に不快感を感じなくなるので、
集中力がアップし、仕事にも集中できます!
未消化物(アーマ)をためないための3つのポイント!
消化力がダウン⇒アーマがたまり⇒体調不良の原因に。。
なので、
消化力をアップ⇒アーマをためない!⇒健康に!
を目指しましょう!
消化力アップのためには、まずは、ご自身の消化力を把握し、
消化力にあった行動を心がけましょう!
消化力を把握し、未消化物(アーマ)をためないための3つのポイントは
◎食べ過ぎはNG:
ご自身の消化力に合わせた量の食事を!腹八分目です!
◎消化の重いものに注意:
消化力が下がっているのに、
精をつけるためにとお肉など消化の悪いものを食べると、
消化しきれずアーマとなってしまいます!
◎お腹がちゃんと空いてから食べましょう:
食べたものがまだ消化されていない状態で、次の食事をとると、
消化途中のものが消化しきれずにアーマになります。
大切なことは、
きちんと、ご自身の身体を観察し、身体の声を聴くことなのですね。
夏におすすめの食べ物は?
アーユルヴェーダでは、夏の暑い時期は
「甘味」「苦味」「渋味」の食べ物をおすすめしています!
夏に摂取すべき食べ物の味についてはこちでご紹介しています。
※アーユルヴェーダ的「夏」の過ごし方【季節にあわせた生活で免疫力アップ】
トマトやピーマン、ゴーヤ、スイカなどの夏野菜・果物は、
甘味や苦味、渋味などの味が入っていますね。
旬の野菜・果物を上手に活用しましょう!
また、クーラーの効いた室内などでは、
冷たい飲み物ではなく、
あえて常温程度の「白湯」を飲んでみてはいかがでしょうか?
体の中心からエネルギーが
わいてくるのがわかるはずです。
白湯は、消化の火をつけ、消化管も浄化されると言われています。
毎日習慣にすることで、少しずつ体が軽くなっていくのを
感じていただけるはずですよ。
消化力を上げるには生姜(ジンジャー)もおすすめです。
白湯にスライスした生姜を入れたり、
料理に生姜を使うことも有効です。
アーユルヴェーダの知恵を取り入れて、
夏を元気に乗り切りましょう!