生理中の心と体のケア方法 by アーユルヴェーダの名医 Dr.ディネッシュ & Dr.ディネッシュカ

生理って何?月経周期と体の変化


ここではアーユルヴェーダによる生理の仕組みをご紹介していきます。

生理とは


月経、 つまり生理は、自然界からすべての女性に与えられた贈り物と呼ぶことができます。生理は、人生において、子供を産むのに必要な資格のようなものです。アーユルヴェーダでは、女性のこの身体の特殊性に注目し、女性の健康について書かれた章がたくさんあります。生理の周期は、女性の人生において特別なイベントなのです。

アーユルヴェーダの教科書では、月経は "Pushpa, Asruk, Osap, Sronita, Aartava, Beeja, Rajah, Masikasrava "と呼ばれています。
アーユルヴェーダによると、月経血はラサダートゥの副産物です。ラサダートゥは全身に栄養補給するためのものであり、すべての栄養素を他のダートゥに運びます。健康な月経のサイクルは、女性の全体的な健康状態を表していると言ってもいいでしょう。

※7 つのダートゥについての詳しい解説はこちら

 

生理のメカニズム


女性の初潮は思春期に始まります。アーユルヴェーダによると、一般的には12歳から14歳くらいとされ、一部の書籍では、12歳から18歳までという説もあります。そして、生理は閉経するまで続きます。
通常、女性の生殖器官には、生まれた時にすでに卵巣と卵胞が形成されています。その数はおよそ1~2百万個です。そして、思春期から閉経までの一生の間に、その中から約300個の卵子が月経の過程で成熟して、生殖において大きな役目を担います。

 

健康な生理の期間や経血量などの目安


では、健康な状態の生理とはどのような状態のことをいうのでしょうか。以下にまとめたので見ていきましょう。

- 月経血の色は、野ウサギの血のような色、またはインドのリュウゼツランの種のような、黒くて濃い赤色をしている
- 悪臭はない
- 布地を洗ってもシミにならない
- 周期は3日から9日の間で、止まったり始まったりするのではなく連続している
- 他の出血のような血液凝固がない
- 出血量は60ml~300ml
- 周期は21日から32日間

月経期間中は、一般的な症状として、軽い腰痛、軽い下腹部痛、太ももの痛み、膝の痛み、乳房の痛み、軽い頭痛、眠気、倦怠感などが起こります。これらは病気ではありませんので、通常の状態と考えてください。これらの症状に対しては、鎮静剤の服用を避けるのがベストです。

 

体質によって異なる生理の症状


生理中に見られる症状は、その人の体質によって異なります。
ヴァータドーシャのバランスが崩れると、月経血は泡立ち、薄く、粘液がなく、色も濃くなります。また、下腹部や背中にチクチクとした鋭い痛みや痙攣のような違和感を感じることもあるでしょう。感情面では、不安や緊張、恐怖に悩まされることもあります。

ピッタドーシャのバランスが崩れると、月経血は黄や赤色で、熱く、経血量も多くなります。肉のような匂いや悪臭がして、重たさを感じるでしょう。体温は上昇し、灼熱感がしばしば見られます。また、イライラしたり、怒りっぽくなったりして、精神的にも不安定になるのが特徴です。

カパドーシャのバランスが崩れると、黄色がかった色の月経血が長期間続き、体も重くなります。また、鈍い不快感を感じることもあるでしょう。

これらのことから、アーユルヴェーダでは、女性が一生の間に健康な体質を維持することが非常に重要であるとされています。

 

※アーユルヴェーダの体質診断はこちら〜あなたの体質が3分でわかる体質診断です。

 

生理期間中の過ごし方 オススメ20選

 


ここでは生理期間中に適した食べ物や注意事項をまとめました。

① 水分を十分に補給する

アーユルヴェーダに置いて、水分補給でおすすめなのが白湯やダーナ・アーユル・ティーなどのハーブティーです。ダーナ・アーユル・ティーは、すべてのドーシャ(体質)に合うアーユルヴェーダのハーブ「アムラ」とアダプトゲン・ハーブの「グドゥチ」の2種類だけで作られた100%オーガニックのハーブティーであり、アロマティカショップで購入できます。

(出典:英国アーユルヴェーダカレッジ「アロマティカショップ」

② 6つの味をバランスよくとる
疲れたり頭を使ったりすると、甘いものが食べたくなりますよね。これは、ヴァータが悪化しているため、体がバランスを整えようとしているためです。このように味には性質があり、消化の過程でドーシャに影響を与えています。あなたの体が今求める味はなんですか?「アーユルヴェーダの食事法➀6つの味(ラサ)」では、食べ物の味であなたの体調を把握し、整える方法をご紹介しております。
(出典:アーユルヴェーダ総合情報サイト「アーユルケア」


③ 食物繊維を含む食品を増やす

④ 通常の食事に乳製品、緑の葉、お粥を加える

⑤ 灰芭蕉やクッキングバナナを取り入れる(スリランカのベジタリアン)

⑥ 鉄分の多い食事を摂る

⑦ 便秘にならないようにする
お腹がぽっこりしてきた、ウエストがキツくてつらい。そんな便秘のお悩みを抱える方は結構多いかと思います。お腹が出て恥ずかしい、吹き出物ができる、ほてりがある、イライラや気分が重たいなど、嬉しくないオマケもついてくる、いや~な便秘。どうして便秘になってしまうのでしょう。「あなたの便秘の原因は?症状や原因に適した便秘解消法」を参考に便秘の原因と解決方法を見ていきましょう。
(出典:アーユルヴェーダ総合情報サイト「アーユルケア」

⑧ 牛肉は避ける

⑨ 余分な油や砂糖を減らす

⑩ スパイシーな食べ物を減らす

⑪ 定期的に体を清潔にする

⑫ 鎮痛剤は使用しない

⑬ 激しい運動はしない、プラーナヤマなどの深呼吸をする

⑭ 長距離の移動はしない

⑯ パンチャカルマのような浄化療法を行わない

⑰ 十分な睡眠をとる
ぐっすり眠れた翌日は仕事もはかどるし、気分良くすごせます。少しだけ意識すればより良い睡眠を手にいれることができます。「質の高い睡眠をとる方法 by Dr.D&D」を参考に睡眠の質を高める方法を見ていきましょう。


⑱ 昼寝はしない

⑲ 性行為をしない

⑳ 瞑想をする

重度の生理痛に効果的な飲み物

1.焙煎したコリアンダーシード10g
お湯 250ml
お茶にして、月経の1週間前から1日1回飲みます。

2. ガーリック 10g
ブラックペッパー 5g
1日1回、水125mlで煮出して飲みます。

 

生理に対する悩みを抱える女性は多くいらっしゃいます。そんな方々にこそ知っていただきたいのが、アーユルヴェーダの基礎知識。基礎が身につけば体調管理だけでなく仕事や人間関係にも応用していくことが可能です。

英国アーユルヴェーダカレッジでは、誰にでも簡単にわかるアーユルヴェーダの入門セミナーを随時開催しております。アーユルヴェーダについてや、気になるあなたの体質を知ることができるチャンスです。少しでも気になる方は、一度参加してみることをお勧めします。人健康で美しく生き抜く力を養いましょう!

(出典:英国アーユルヴェーダカレッジ公式ホームページ

ENGLISH


Menstruation Care
Menstruation…… We can name it as a gift which got from the nature to all women kind. It is known as the premium qualification to give a birth to a child one day in her life. Ayurveda has well noticed that speciality of women and there are many chapters written on women’s health. Circle of menstruation is a special event in women’s life.
In Ayurveda text books menstruation is known as “Pushpa, Asruk, Osap, Sronita, Aartava, Beeja, Rajah, and Masikasrava”.
According to Ayurveda, menstrual blood a by-product of lymph or rasa dhatu. Rasa Dhatu is a vehicle for nourishment. It carries all sources of nourishment to other dhatu. Hence healthy menstruation circle represents the overall health of a female.
First menstruation of a woman starts at her puberty. According to Ayurveda, generally it is the age of 12 yrs to 14 yrs. Some books mentioned it is from 12 yrs to 18 yrs. And it will be continued until the menopause.
Usually, number of ovums or eggs are organized in a female reproductive system at her birth. It is anout 1-2 millions. But around 300 eggs are processed in menstruation circle within her lifetime from puberty to menopause.
Features of healthy menstruation
• Color of the menstrual blood is like the color of Hare blood or color of Indian Liquerice seeds.(Abrus precatorious). It is black mixed dark red in color.
• It has no foul odor.
• Should wash easily out of fabrics without staining.
• The cycle should last between three and nine days and should be continuous rather than stopping and starting.
• Absence of clotting procedure as in other bleeding.
• Amount of blood is 60 ml to 300 ml.
• Circle continues in every 21 days to 32 days.
During the menstruation period, slight lower back pain, slight lower abdominal pain, Thigh pain, knee pain, pain in breast, slight headache, sleepiness, Lassitude can be occurred as general symptoms. These are not diseases and should be considered as normal conditions. The best thing to avoid any sedative medications for those symptoms. These symptoms can differ in order to their body constitution.
When Vata dosha imbalance, menstruation blood is Frothy, thin, absence of mucous and dark in color. Also with often discomfort in the lower abdomen and the back like prickling, sharp, spasmodic pain. And emotionally you may suffer from anxiety, nervousness and fear.
When Pitta dosha imbalance, menstrual blood flow is yellow or red, hot, profuse, fleshy smelling or foul smelling, heavier. Body temperature can be increased and the burning sensation will be presented often. The feeling of irritability and anger may disturb to your emotional health.
When Kapha dosha imbalance, yet longer & heavier menstruation blood flow with yellowish color. And there can be dull discomfort feeling.
As explained in Ayurveda, maintaining a healthy body constitution is very important for the female during her lifetime.
Special guidance for mentruation period.
• Drink plenty of water be hydrated enough.
• Take a balance diet with six tastes.
• Add more fiber containing foods.
• Add dairy products, green leaves, porridges to regular diet.
• Add ash plantain /Cooking banana. (Sri lankan vegeteble)
• Add more iron riches diet.
• Avoid constipation conditions.
• Avoid beef.
• Reduce excess oil and sugar.
• Reduce spicy and heaty foods.
• Clean the body regularly.
• Do not use painkillers.
• Do not engage in heavy exercises. Practice deep breathing such as Pranayama.
• Do not travel long distance.
• Do not engage in cleansing treatments such as Panchakarma.
• Take an adequate sleep.
• No not take day naps.
• Do not engage in sexual activities.

Tip
For Severe Menstruation Cramp
1.Roosted coriander seeds 10 g
Hot water 250 ml
Make it as a tea and drink once a day from one week before to menstruation.

2. Garlic 10g
Black Pepper 5g
Boil with 125ml of water and drink once a day